One Day Junctions

主にライブのセトリと感想を書いています。

舞台 旅猫リポート

 

初日公演観に行ってきました!

 

この舞台の原作「旅猫リポート」で、私は初めて本を読んで号泣しました。

電車の中で涙が止まらない!

 

そんな作品が舞台化するということで、興味津々。

どうしようかな・・・と思っているうちにどんどん席が埋まっていって。

残り数席というのを見た瞬間クリックしてました。

夜中のノリって恐ろしい。

 

実はちゃんとした舞台を観に行くのはこれが初めてでした。

中学の時は演劇部だったのですが、卒業してからは演劇から遠ざかったままで。

しかし座席は最後列の真ん中!

楽しみ半分、不安半分。

 

 

開場前並んでて思ったのは、女性が多い!

さすが有川作品。

 

お祝いのお花もたくさんあって。

出版社やら作家さんやら。

さすが有川作品(2回目)

 

場所は新宿の紀伊國屋サザンシアターでしたが、程よい広さで居心地が良かったです。

そして座席が1列ごとにずれているので、すごく見やすい。

むしろ最後列はベストポジションだった気がします。

 

そんなこんなで開演。

そうそう、開演前のアナウンスが有川さんご本人でした!

びっくり。

 

 

結論から言うと、良かったです!

 

観る前から思っていたのが、ナナ達動物をどうやるか。

もちろん人間なんですが笑

 

最初ナナを観たときは、ちょっと違うかな・・・と思ったんですが、だんだんナナにしか観えなくなりました。

ナナ役の方(細見大輔さん)最高です!

声がすごく通っているし、ナナの一つ一つの仕草に目が離せませんでした。

 

原作と比べると、圧倒的に笑いが多い気がしました。

台詞で笑わせるのはもちろん、演技で笑わせるのも。

これは舞台ならではですね。

でも原作大好きな私からすると、笑い多すぎじゃない?と思ってしまいました。

しっかり笑いましたけど!

 

あとは景色の表現がとても素敵でした。

たぶんプロジェクターか何かで映してるんですよね?

空に夕焼けに田園に海に富士山に虹。

最後のお花畑はちょっとびっくり。

 

ストーリーは削ってはあるものの原作通り。

泣きそうにはなったけど泣かなかったな。

というのも、両隣の方が結構早い段階からグスグスしててちょっと冷めちゃったのです。

 

でもやっぱりいいお話でした。

感動しました。

 

出会いがあれば別れもある。

でも想い出は永遠に残ってる。

 

ナナとサトルの絆が本当に羨ましかったです。

 

そしてやっぱり演劇っていい!

キャストの方々との近さ、ほかのお客さんとの一体感。

終わったときは本当に割れんばかりの拍手で、こんな拍手を浴びれたら気持ちいいだろうなぁと。

久しぶりに演劇したくなりました。

観るのにもはまりそうです。

 

この日は初日でもあり、スカイロケットの旗揚げ日でもありました。

そんな日にあの場所にいられて、とても幸せでした。

 

カーテンコールにはなんと有川さんご本人も登場!

初日だからと実は期待してたのですが。

 

観に行って良かったです!

これからはちょくちょく舞台観たいと思います。

 

スカイロケットの次回公演は1月!

「ヒア・カムズ・ザ・サン」やるみたいです。

その頃は就活でそれどころじゃないんだろうけど・・・。

 

 

舞台はもう終わってしまいますが、原作読んでいない方はぜひ読んでもらいたいです。

特に猫飼ってる方は大号泣間違いなしです。

絶対に人前では読まないように!笑