One Day Junctions

主にライブのセトリと感想を書いています。

【セトリあり】Kalafina Acoustic Tour 2017 ~"+ONE" with Strings~ 12/2(土)

2017.12.2 SAT

Kalafina Acoustic Tour 2017 ~"+ONE" with Strings~

@仙台電力ホール

 

今年のストリングスツアーは平日が多く、仙台でやっと参加できました。

今まではツアー初日か、遅くとも2,3公演目には参加できていたと思うので、

今回は本当に待ちに待ったという感じでした。

 

※ネタバレ含みます※

 

 

 

 

 

 

セットリスト

1. storia

2. 君の銀の庭

MC

3. sapphire

4. sandpiper

5. Magia

6. blaze

MC

7. oblivious

8. seventh heaven

9. カンタンカタン

10. Lacrimosa

MC

11. 花束

12. 満天

13. 百火撩乱

MC

14. ひかりふる

15. 光の旋律

16. into the world

MC

17. believe

18. ring your bell

 

EN1. とんぼ

MC

EN2. やさしいうた

 

 

私にとって初めての仙台でした。

日帰りだったのでほとんど観光もしていませんが、行けてよかったです。

 

電力ホールはビルの上にあって、想像よりもこじんまりとしていました。

その分ステージとの距離がとても近く感じました。

 

久しぶりに地方のホール公演に参加して、やっぱり東京近隣には無い特別感があると思いました。

凱旋公演はもちろんですが、その他の地方もそこでしかない音楽があって、それがとても羨ましいです。

東京には東京にしかない音楽があるけれど、温かくて心の距離も近く感じる地方公演が好きだなと思いました。

 

 

一曲目はstoria。正直やっと参加できたという高揚感でいっぱいでほとんど記憶にありません…。

君の銀の庭は確か「静かに寄り添って~」のところで三人が真ん中で寄り添って歌っていて、そのときの三人の微笑みを見て温かい気持ちになりました。

 

sapphireとsandpiperは絶対やると思っていました。

sapphireは毎度のことながらわかなちゃんの嘆きがもう大好きです。

照明が緑でキラキラしていて宝石のようでした。

どうせならサファイアに合わせて青にすれば良かったのにと思ったのは内緒。

 

sandpiperは三人のハーモニーはもちろん、チェロの音がとても好きです。

あと間奏の振り?は健在でした。

 

Magiaはとても力強くて、見ているこっちも自然と力が入ってしまいました。

 

blazeはけぇちゃんの曲への入り込みがすごくて、「この手で掴みたいモノがあるって叫んで」の所だったかなぁ、足をダンダンってしてて、けぇちゃんの熱い魂を感じました。

それとは対照的に、間奏の造語パートのハーモニーはとても美しくて涼しげで、天国に連れていかれそうでした。

 

今ツアーで一番驚いたのがoblivious。

そういえばアコースティックでobliviousは初めてですね。

最初から「a-a-aa-」が無くて、ゆったりとわかなちゃんの切なげな歌声から始まって。

そこから段々盛り上がっていくんだけど、「いつか君と~」の所で一旦落ち着いたかと思いきや、またすぐ盛り上がっていって、でも最後は静かに終わって。

まるで起承転結のような、一つの映画を見終わったような感覚になりました。

アレンジでこんなに変わるんだなぁと改めて思いました。

本当にドラマチックで、空の境界の式と幹也が浮かんできて、胸が締め付けられました。

 

からのseventh heavenは感無量です。

seventh heavenを初めて聴いた時も、一つの物語みたいだなと感じた記憶があります。

一曲がとても濃くて、切なさと温かさがあって。

この日のハーモニーも最高でした。

 

そしてずっと聴きたかったカンタンカタン

期待しかありませんでしたが期待以上でした!

背景に青空と白い雲が映し出されていて曲とぴったりだったのですが、私の中でこの曲は暗闇の中を列車が走っているというイメージが出来上がってしまっていて、勝手に違和感を感じていましたw

(最初歌詞を読まずに聴いた時に、所々の単語から銀河鉄道999を連想したせい)

わかなちゃんが言葉遊びを楽しんでいるようで、楽しい気持ちになりました。

 

Lacrimosaは最初の弦が最高です。

そこからの造語も。

 

花束は少し久しぶりに聴いた気がしますが、ひーちゃんの歌い方が好きです。

そろそろ生アコーディオンも聴きたいですね。

 

満天と百火撩乱は日光を思い出しました。

特に百火撩乱は迫力がすごくて、終わった後けぇちゃんグッタリしてましたねw

世界観ばっちりでした。

 

ひかりふるは尊かったです。

バンドサウンドでのひかりふるは周囲一帯に幸せを降らせてくれるってイメージなんですが、アコースティックのひかりふるは自分を包み込んでくれる感じ。

 

光の旋律のアレンジも良かったです。

まさかサビから始まるとは思わなかったです。

確かアカペラだったはず?

鳥肌が立ちました。

アコースティックは哀愁が強調される気がします。

 

into the worldは今年何度聴いただろうというくらい聴いていますが、何度聴いても込み上げるものがあります。

 

最後はFateから2曲続けて。

最後に持ってくるとは意外でした。

believeもring your bellもアコースティック映えしますよね。

わかなちゃんが1回目のF#掠れてて可哀想でしたが、アコースティックなのにとても熱くて良いライブでした。

 

アンコール1曲目はとんぼ。

とんぼもライブでたくさん聴いていますが、その日その日で少しずつ違った景色が浮かびます。

 

グッズ紹介はTシャツ!

裾をインすると普通のブラックTシャツ。だけと後ろにKalafinaのロゴが入ってる!

某巨人の急所に!

的なお話w饒舌なひーちゃんでした。

 

最後の最後はやさしいうた。

出だしのけぇちゃんソロはいつも歌い方が違うんですが、この日は本当に驚くくらいスッと胸に入ってきて、上手く言葉で表せないんですが、とても良かったです。けえちゃん最初からイヤモニ外しててびっくりしました。

そのあとけぇちゃんがひーちゃんの方に行ってくっ付いて、今度はひーちゃんと手をつなぎながらわかなちゃんの方に行って。

そして三人真ん中で寄り添って目を合わせながら歌って。

その光景が本当に温かくてやさしくて幸せに満ちていて、あぁ、この光景が見たかったんだと思いました。

三人が楽しそうに歌っている姿が何よりも大好きなんです。

互いのことを想っているのが伝わる歌が、姿が大好きなんです。

この光景を見れただけでも仙台に来た甲斐があります。

 

 

この日はけぇちゃんから目が離せませんでした。

とても熱くて魂の熱唱という感じ。

すごかった。

 

最高の公演でしたが個人的には辛い公演で、日光に続きまたもや途中で尿意に襲われるという…。

そんなに飲み物飲んでないし、入場してからちゃんとトイレ行ったのに。

割と早い段階からやばくて、とりあえず本編終わるまでは我慢しようと頑張りましたが、最後続けて2曲とか言われたときは絶望でしたw

本編終わって急いで行きましたが、思っていたよりもアンコール早くてとんぼが始まるギリギリで戻りました。

 

そのせいで集中して聴けたのは前半三分の一くらい。

悲しすぎます…。

今まで全然こんなことなかったのになぁ。

少しライブに行くのが怖くなってしまいました。

それでも行くんですけどね。

 

仙台ありがとう!

また来たいです。