【セトリあり】Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018 1/23（火）
2018.1.23 TUE
Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018
遂にこの日がやってきました。
10周年ライブは想像を遥かに超える景色でした。
セットリスト
1. ring your bell (in the silence)～ring your bell
2. 未来
MC
3. lirica
4. 満天
5. 屋根の向こうに
6. 光の旋律
7. storia
8. 夏の林檎
9. serenato
10. ARIA
11. sprinter
MC
12. oblivious
13. 傷跡
14. 君が光に変えて行く
15. カンタンカタン
16. symphonia
MC
17. red moon
18. adore
19. to the beginning
20. progressive
21. 音楽
22. heavenly blue
MC
23. into the world
inst 君の銀の庭 Accordion solo ver. ～ nightmare ballet
24. ひかりふる
25. 百火撩乱
MC
26. アレルヤ
本当に色んな想いが込み上げてきて何から書こうという感じですが、まずはお天気。
なんと前日がまさかの大雪。
いつもの降る降る詐欺でしょとか思っていたのに朝から雪がちらついていて、お昼ごろにはしっかりと降っていて。
会社も急遽定時が早まりましたからね。
まさかこのタイミングで雪を降らせるなんて、さすがKalafinaです…。
そんな雪が降る中夜遅くまでゲネプロが行われていたようで、本当にお疲れさまでした。
打って変わって当日はとってもいい天気！
Kalafinaの10周年をお祝いしてくれているかのよう。
積もった雪に太陽が反射してとても眩しかったです。
張り切って物販開始3時間ちょっと前から並びましたが、買い終えたのは物販開始1時間後。
あまりこういうことは言いたくないけどちょっとレジの手際悪すぎでしたね…。
皆も爆買いしてて時間かかるのは仕方ないけど、値段間違えまくって何度も計算し直して…。
バイトさんもうちょい頑張ってよと思ってしまいました。
普通に開演までに捌き切れない感じでしたからね。
フラスタもたくさん来ていて、ファンからのフラスタもいっぱい！
しかも日本だけじゃない。
来ているお客さんを見ても、アジアはもちろんアメリカっぽい方も。
もちろん今は日本に住んでるって方もいると思うけど、世界中からKalafinaの10周年をお祝いしに来てくれていて本当に感動しました。
また平日の武道館で埋まるか心配だったけれど、所々空いてはいたけど立ち見までしっかりと人がいて、さらに感動。
アニバーサリーはO-EASTでファンクラブ限定の方がいいと思っていましたが、この光景を見てたくさんの人とお祝いできて本当に嬉しいと思いました。
私の席は2階西の最前列でした！
ほぼ横からだけどステージめっちゃ近い！
サイドのスクリーンで背景が全く見えないけど！
実はHarmony先行で取ったチケットはなんと2階南東の後方。
2階なのは仕方ないとしてもさすがにひどくない…？
確かにFCだから良い席取れるなんて書いてないですけどね、さすがに限度ってものがあるでしょうよ…。
と思っていたら同行者を探している方がいらっしゃったので声をかけさせて頂きました。
真横ってどうなんだろうと思いましたが、最前列だったら今よりも絶対マシだろうと。
結果良かったです。ある1点を除いては…。（詳しくは後程。）
物販の具合から絶対開演押すと思っていましたが、ほぼ定刻に開演！
プレイヤーさんたちが入場し、聴こえてきたのはring your bell (in the silence)。
far on the waterツアーのアンコールを思い出しました。
そしててっきり下手からくると思いきや、中央から3人が登場！
3人が出てきた瞬間高ぶりすぎて泣きました。
初っ端からこんなんでどうするんでしょう…。
久しぶりのバンドスタイル！
オバヲさんの壺みたいな楽器から目が離せませんでしたｗ
ring your bellを初めて聴いたのも武道館だったなと約3年前を思い出し、その時には聴けなかったわかなちゃんのF#がとても頼もしかったです。
2. 未来
未来は上手下手にも来てくれるんですよね。
下手の時はすごく近くて、ひーちゃんとわかなちゃんと目が合ったと思います！嬉しかった。
3人ともいい顔してました。
やっぱりバンドスタイルが好きです。
そして3人の挨拶。
今日だけは思いっきり3人の名前を叫びました。
そしておめでとうと。
今日のセトリはお客さんが投票した曲で決めてるということで。
まずは少し懐かしい曲から。
3. lirica
lirica！バンドスタイルではFJCライブ以来！
静かに燃えている感じがたまらなく好きです。
けぇちゃんの造語ソロがすごくてあの低音が全身に響いてきて息もできませんでした。
そしてそこからの造語ハモがもう最高です。
間奏のギターもかっこよかった！是永さん！
4. 満天
最近ずっとアコースティックだったので久しぶりのバンドでテンション上がりました。
特にパーカス！
「焼け焦げた願いが～」ところでは3年前のアニバーサリーライブを思い出しましたｗ
あの時のけぇちゃんすごかったなｗ
5. 屋根の向こうに
ストリングスたまらないですね。
本当に美しい曲。
ハーモニーが心地よすぎます。
6. 光の旋律
赤木さんがスタンバってるのが見えて、期待していたら期待通り！
間奏のフルート素晴らしい。あとジュニアさんのベース。
ふぃなちゃんたちも楽しそうで良い。
光の旋律は私にとって本当に特別な曲で、大好きです。
7. storia
ほぼほぼ毎回やっているstoriaが上位に入っているのには少し驚きました。
storiaでKalafiaに出会ったという人も多いんでしょうね。
いつもやっててもいつも違うし、今回は生のフルートも入ってそれはもう格別でした。
8. 夏の林檎
生フルートで聴きたかったです！
ちょっと禁忌的な香りがするのと、どこかノスタルジックな雰囲気が大好きな曲の一つです。
でもやっぱりひーちゃんが歌いづらそうだったのと、「笛の音が～」のひーちゃんを聴けなくなってしまったのが寂しいと思ってしまうんです。
9. serenato
赤木さんが退場しアコーディオンのかとうさんが。
最初聞き覚えのないメロディーで頭に？が浮かびましたが、何か分かった瞬間飛び跳ねそうでした。
serenatoずっと聴きたくて投票した曲の一つです。
聴けると何の根拠もなく確信していたんですが、やっぱり聴けた！！！
造語が好きすぎる！！！
CDよりもすごく熱くて本当にもう語彙力が無くて申し訳ないんですが、もう1回聴きたい！
10. ARIA
やっぱり音下げver.
ひーちゃんのビルボードでの熱唱を思い出してうるうる。
あの時よりも感情を押さえてる感じがしましたが、とても自然な歌い方ですごく良かったです。
改めて自分のものにできたのかな。
11. sprinter
来た瞬間即座に立ってしまいました。
Arenaツアーの時にみんなで歌ったことを思い出しました。
ここまで駆け抜けてきたふぃなちゃんたちを想って涙。
でもそれ以上に楽しい！
最後のロングトーンもすごかったです。
なんとここまで9曲連続！
さすがに息上がってましたね。
最後の2曲はデビューしたきっかけの空の境界という作品からという話になり、
わかなちゃん「デビュー曲のobliviousを特別な映像と共にお楽しみください。」
！？！？
12. oblivious
なんと！！！背景で空の境界の映像が！！！
何度夢見たことか。
なのに私の席からは見えない！！！
本当にこれだけは本当につらかったです。
聴きながら泣いてましたがたぶん見れない悔し涙でした。
仕方ないので座りながら思いっきり腕振ってましたが、
みんな見入っていていつもより腕振ってる人少なかったね…。
どうかどうか円盤ではKalafinaとらっきょのコラボを見させてください本当にお願いします。
13. 傷跡
この流れはヤバイかったです。
痛覚残留すごい好きで傷跡も大好きなので聴けて嬉しかったです。
やっぱりひーちゃんのハモりが良くて完成形って感じでした。
14. 君が光に変えて行く
これまでやってくれるとは！
もしかしてらっきょ曲全部やる！？とか思っちゃいました。
わかなちゃんの「信じることの儚さを君が光に変えて行く」がとても胸に染みました。
オバヲさんのシャラララってやつがいい感じでした。
15. カンタンカタン
バンドサウンドでは初めてですね！
ギターの音色が良かったです。
アコースティックよりもゆったりした感じに聞こえました。
やっぱりわかなちゃんの歌い方好きです。
16. symphonia
武道館でフルバンド(？)でのsymphoniaはとても壮大で温かい空間でした。
時折入るフルートの音色がとても良かったです。
2ndアルバムは一曲一曲世界観がすごいというお話から、お次はその表題曲。
17. red moon
ドラムがとても好きです。
本当に世界観がすごくて聴きながら自然と力が入ってしまいます。
いつも聴く度思いますがけぇちゃんの低音がすさまじい。
特に最後の造語パート大好きです。
18. adore
久しぶりに聴けて嬉しかったです！！！
adoreのハーモニーすごく好きです。
それからバイオリンソロとギターソロもたまりません…。
強様のドラム捌きも最高です！
19. to the beginning
イントロ流れた瞬間空気が変わった気がして鳥肌物でした。
これは問答無用で立ち曲でしょう。
盛り上がりがすごかったです。
20. progressive
プログレ待ってました！！！
こんなに盛り上がるっけってくらい盛り上がりました。
造語からのひーちゃんの「もう無理だって何度叫んだかわからない～」の流れがとっても良かったです。
21. 音楽
3人とも楽しそうだったなぁ。
間奏で各パートソロが作られていたんですが、特に赤木さんのフルートがとても素敵でした！
私の席からよく見えたんですが、あの細い体で力強く、でも繊細な音色を奏でていてかっこよすぎました。
あとけぇちゃんがテンション上がりすぎたのかわかなちゃんに思いっきり抱き着きに突っ込んでいったのが印象的でしたｗ
そのあとのスーパーわかなタイムはかっこよかったけどちょっと疲れてる感があった気がしました。
22. heavenly blue
一瞬で空気が変わりましたね。
けぇちゃんが下手の端っこまで来て跪いて歌っていたのが印象的でした。
サビのわかなちゃん好きです。
どの部分だったかうろ覚えなんですが（確かプログレの前？）、曲が終わった瞬間是永さんがすごく焦って何か合図を出していて、でも何事もなかったかのように次の曲を演奏されていたんですが、何があったんだろう…
23. into the world
良い曲なんですが、最近のライブでは絶対最後にやっているのでちょっと面白味に欠けました。
でも歌詞を聴きながらいろいろと思うこともあり、込み上げるものがありました。
inst 君の銀の庭 Accordion solo ver. ～ nightmare ballet
3人が退場し本編終わりかな？と思ったらインスト突入。
さくちゃんのピアノと交互に演奏するような感じで何が始まるんだとドキドキ。
暫くすると聞き覚えのあるメロディーで、nightmare balletでした。
far on the waterツアーの時よりもプレイヤーさんが多い分音の厚みも増していて大迫力でした。
やっぱり強様のドラムにばかり耳が行ってしまいます。
演奏が終わるころに目を凝らすとスタンバってるけぇちゃんが見えましたが、どうもベールを被っているようで原点回帰？と思いました。
そして登場した3人は完全にウエディングドレス！！！
一歩一歩進んでくる姿が花嫁さんがヴァージンロードを歩いているようにしか見えなくて、「え、結婚するの？」と頭が混乱しました。
あとそれぞれ結婚しますとか言い出したらどうしようとか、短い時間の中でいろんなことが頭に浮かんできました。
24. ひかりふる
始まったのはひかりふる。
中央の高くなった部分でわかなちゃんが歌い始めて、それを聴いていると結婚式で花嫁さんが両親に向けて歌っているかのように思えてしまいました。
特に「私がどこにもいなくなっても～」のところが完全にそれで、なぜか父親の気持ちになって泣けてきました。
あと「儚すぎて～」からのドラムの音にちょっとびっくりしましたが、クライマックスに大号泣でした。
25. 百火撩乱
この流れでまさかの百火撩乱ｗ
ベールとスカートのボリュームの部分を脱ぎ捨てる姿はとてもかっこよかったです。
あと赤木さんの尺八フルートたまらないですね！！！
わかなちゃんの造語パートでのけーちゃんひーちゃんの振りが好きなやつで、あのヒールであの動きは本当にすごい。
アコースティックアレンジがすごくかっこよくていいなと思っていましたが、バンドサウンドやっぱり大好きです！
MCもアンコールも削って、音楽を届けたかったと言うけーちゃん。
そして最後は「たくさんの方が選んでくださった曲です。」
26. アレルヤ
アレルヤは私も大好きな曲で聴くととても幸せな気持ちになれるのですが、この日は純粋な気持ちで聴けませんでした。
けぇちゃんの「未来は君に優しいだろうか」という歌声に、思わず「未来はKalafinaに優しいですか？」と思ってしまいました。
MCもアンコールも削ってまでたくさんの曲を歌ってくれたのは嬉しいけど、無理にそうしてる感じがして辛かったです。
大好きなアレルヤなのに、真っ直ぐに受け止められませんでした。
でも楽しかったのは本当で、笑顔で見送ろうと思っていたのですが最後上手でわかなちゃんが「10年間側にいてくれたのは皆さんです！」と涙をこらえきれずに叫ぶ姿を見た瞬間涙腺が決壊しました。大号泣でした。
そのおかげでひーちゃんとけぇちゃんの挨拶ほとんど覚えておらず…。
3人が退場した後、五月雨が過ぎた頃にをバックに今回のランキングがズラリ。
1票も入らなかった曲は無いそうです。
上位三曲はどれも空の境界の曲で胸が熱くなりました。
そして最後に映画の特報が流れて終了。
特に新情報はありませんでした。
楽しくて聴きたかった曲もたくさん聴けて、演出もシンプルで大満足なライブでしたが、わだかまりが残るライブでもありました。
あの記事が流れてからも特に何も発表も弁解も無く、あるとしたらこの10周年ライブだと思ってたので拍子抜け。
でもふぃなちゃんの性格を考えたら何も無いなら絶対にすぐに言ってくれるはず。
だから何も言わなかったのは言えなかったということで、やっぱり何かあるんだろうなと。
これは完全に私の見方が偏っていたんだと思いますが、歌詞も何か所か間違えたりしていてどこか集中しきれてない気がしました。
また、アニバーサリーライブはいつも今年はどんな一年にしたいと語ってくれる場所でもありましたが、今回は一切無く。
みんなの挨拶も「これまでありがとう」というニュアンスのものだけで、これからのことは一切口にしていませんでした。
ブログでも一応次はSongful Daysと記載はあるものの、これからのことを口にするのは意図的に避けているようで、明らかに不自然でした。
だから何も言わなかったというのがある意味答えで。
決まっているけどタイミングが来るのを待っているのか、それとも今闘っている最中なのか。
パンフレットを読んでいても3人のインタビューで至る所に梶浦さんの名前が出てきて、10周年だから当たり前なのかもしれないけど今までこんなに名前出してなかった気がして、これはふぃなちゃん達の抵抗かなと深読みしてしまうし…。
ふぃなちゃんが本当に望んで下した決断なら私はどんな結果でも応援します。
でも妥協や諦めで下した決断は受け入れたくない。
ふぃなちゃん達がやりたいことをできる環境であってほしいです。
せっかくのお祝いライブなのにお祝いの気持ちだけで終われなかったのが残念です。
でも何はともあれ10周年本当におめでとうございます！
梶浦さんとわかなちゃん、けぇちゃん、ひーちゃんが出会った奇跡に感謝。
そして同じ時代に生きていることを本当にうれしく思います。
願わくばこの幸福が続きますように。
