One Day Junctions

主にライブのセトリと感想を書いています。

【セトリあり】Wakana Live Tour 2018 ~時を越えて~ 9/24(月)

2018.9.24 MON

Wakana Live Tour 2018 ~時を越えて~

@EX THEATER ROPPONGI

 

※ネタバレ含みます※

 

ついにわかなちゃんのソロツアー初日を迎えました。

楽しみだったのは本当。でもやっぱり不安もありました。

どんなライブになるのか全くわからなくて、きちんと受け止められるかなと思っていました。

 

でもそれは杞憂でした。

少し切なくはなりましたが、とっても楽しかったです。

何よりもわかなちゃんが本当に楽しそうに歌っていて、私は音楽が好きという気持ちが伝わってきてそれだけで嬉しかったです。

 

まずはセットリスト。

1. overture~九月

2. カンタンカタン

3. 君だけのステージ(新曲)

4. 僕の心の時計(新曲)

5. 秋の気配/オフコース

6. 見上げてごらん夜の星を坂本九

7. 糸/中島みゆき

8. 水の証

9. Where the lights are

10. 明日の景色

11. 夢の大地

12. believe

13. むすんでひらく

14. 翼(新曲)

15. 時を越える夜に(新曲)

 

EN1. とんぼ

EN2. ひかりふる

 

WEN. あと一つ(新曲)

 

※新曲の正式表記は不明です。

 

 

 

始まる前は本当に心臓がバクバクでした。

私が出る訳じゃないのに笑

しかもこの日はなんとなんと端の方ですが最前列で、より一層の緊張でした。

 

開演前BGMが梶浦さんじゃないのか…と寂しく思っていたら、急に鳥の囀りが聞こえてきて。

自然の中にいるようなサウンドで、もしかしてoverture?と思ったらメロディーが聞こえてきて。

最初の4音くらい魔女の宅急便の音楽と同じだったので一瞬魔女の宅急便!?と驚いてしまいました。

わかなちゃんジブリ好きだからあり得るかなと笑

まあ全く違ったわけですが。

 

その後はバンドメンバーさんが入場。

ステージ下手からベース、ドラム、ギター、キーボード。

誰一人わかりませんでした。

 

そして遂にわかなちゃん登場。

ステージの真ん中で歌い出したのは九月。

時期的にぴったりだし一人でも歌いやすいからだと思うけど、一曲目が九月はちょっと驚きました笑

Kalafinaで生で聴いたこと無い曲がたぶん2,3曲だけあって、そのうちの一つが九月。

ここで聴けたことに何とも言えない気持ちになりました。

でも綺麗な歌声で、特に造語が良かったです。

 

続けて聞き覚えの無いイントロだなと思っていたらカンタンカタン

これは正直アレンジが残念すぎました。

どなたがアレンジしたかはわからないけど、せっかくの梶浦さんワールドが台無し。

わかなちゃんは梶浦さんの曲を歌い継いでいきたいと言ってたけれど、ここまでアレンジされちゃうとなんだか。

わかなちゃんの歌声は良かったです。

でも「重たく抱え込む〜」の部分はやっぱりどうしてもけぇちゃんの声が聞こえてきます。

 

最初のMC。

いつもと変わらなくて安心していたらいつも以上にハイテンション笑

空元気のようにも見えるし、素のようにも見える。

 

上手に行っていきなり「おはぎ食べたー!?」

お客様ぽかん笑

「お彼岸だから!私は食べてなーい!」

食べてないんかーい笑

 

今度は下手、私の目の前にわかなちゃん!

こんなに近いのサイン会とお見送りの時しか知らない。

「今日何で来たー?」

何人かが電車って叫んだら

「電車?私もー!…うそぴょーん!」

嘘なんかーい笑

てかうそぴょーんって笑

 

わかなちゃんってリアクションが基本昭和なんですよね。

そんなところも大好き。

 

続いては新曲。

君だけのステージは正直ちょっと驚きました。

Kalafinaには絶対にないポップさで、振り付けも相まってアイドルみたいでした。

そういう方向性で行くの…?と思いましたが、わかなちゃんの性格には合ってるのかもしれない。

でも手拍子したり楽しかったです。

 

僕の心の時計はしっとりしていて良かったです。

曲名が私のじゃなくて僕のっていうのがわかなちゃんっぽいなって思いました。

 

その後はカバー曲。

 

実はスピッツが好きで…と話すわかなちゃん。

もちろん知ってますとも。

でもスピッツは歌わない笑

 

同じくらい好きなのが小田和正さん。

わかなちゃんはリスペクトしすぎて小田様って呼んでました笑

 

ということでカバー一曲目は小田様のオフコース時代の曲で、秋の気配。

初めて聴きましたが、今の季節にぴったりだなと思いました。

別れを告げる側の曲ってわかなちゃんが紹介していましたが、心地好い歌声で心が温かくなりました。

 

昨日が秋分の日だったから、これから夜が長くなりますね。

子供の頃は星座盤を片手に両親と犬の散歩に行ったりしました。

東京はあまり星が見えないけれど、今でもよく部屋の電気を消して夜空を見上げます。

 

ということで次は見上げてごらん夜の星を

わかなちゃんにぴったりですね。

背景も星空っぽくなっていて綺麗でした。

 

カバー曲最後は、わかなちゃんが最初感動して最後まで歌えなかったという糸。

これもすごく良かったです。

中島みゆきさんの良さを残しつつ、しっかりとわかなちゃんの糸でした。

わかなちゃんのちょっと低めの声が心地好い。

 

次の曲はFJからで、当時はレコーディングなんかほとんど初めてでどうすればいいかわからなかったけど、梶浦さんが「そのままでいいんだよ。そのままのわかなちゃんの声を聴かせてほしい。」と言われたとか。

「もう10年以上前の曲です。はっ、これは次の次の曲の話でした。」

わかなちゃん笑

 

まずは水の証。

これぞわかなちゃん。

オペラシティで聴いたときよりも透き通っていた気がしました。

 

 

そしてWhere the lights are。

聴けると思わなかったです!!!

生で聴くのは初めてでしたが、こんな高かったんですね。

本当に女神のようでした。

 

この後は再びKalafinaのターン。

明日の景色は間奏の時にわかなちゃんが全身で音楽を楽しんでいるように感じて楽しかったです。

 

夢の大地はわかなちゃんがどうしてもセトリに入れたかったそう。

正直これを一人で歌うのは大変だなぁと思いますが、わかなちゃんの歌いたいという気持ちはしっかり受けとりました。

やたらドラムの音が聞こえてちょっとバランスが悪かったかな。

 

そしてbelieve!

立ちたかった!周り見ても誰も立ってなくて仕方なく座っていましたが、後半は皆座りながら腕振ってて、本当立てば良かったね…。

せっかく盛り上がってたのにごめんねわかなちゃん。

 

後々のMCでわかなちゃんが「立ってもいいんだよ!」って言ってて、ですよね笑って感じでした。

福岡では絶対に立ちます!

 

むすんでひらくはわかなちゃんの好きな曲なんだなぁというのがよく伝わってきました。

途中私の目の前に来て、手を差しのべて見つめて歌ってくれました!(周りの人はみんなそう思っているパターン)

 

どの曲か忘れちゃったけどKalafina曲の間奏でわかなちゃんが両手を広げてたんだけど、すぐに歌わなきゃでちょっと慌てたように見えましたが、本来はけぇちゃんかひーちゃんパートでわかなちゃん歌わないからな…と切ない気持ちになりました。

やっぱり長年やってきて染みついたものはなかなか変えられないですよね。

 

この後はまた新曲。

翼はわかなちゃんの決意を歌った曲だそうです。

新曲の中で一番好きでした。

少し昭和歌謡っぽさもありつつかっこよかったです。

なんとなく聞き覚えのあるメロディー。

早くまた聴きたい!

 

ラストは時を越える夜に。

バンドサウンドだとまた少し違って聞こえますね。

やっぱりけぇちゃんに向けた曲なのかなとか勝手に思っちゃいます。

 

アンコールはとんぼ。

とんぼはちょっとツラいですね…。

百火撩乱のリリイベや世界遺産ライブを思い出しました。

 

そしてひかりふる

これも良かったけどアレンジは微妙…。

でもわかなちゃんは本当に女神でした。

 

いつものように上手→下手→中央で挨拶するわかなちゃん。

これまた切ない気持ちに。

 

終わりかと思いきや、まさかのダブルアンコール。

なんと武部さん登場。

そして武部さんのピアノと合わせて新曲のあと一つ。

しっとりとしていてピアノの音色も心地よかったです。

 

 

どんなツアーでもやっぱり初日って一層ドキドキしますが、今回はもうドキドキが半端なかったですね。

でも、本当に良いライブだったと思います。

わかなちゃんの新しい一歩。

その瞬間に立ち会えて嬉しかったです。

 

わかなちゃん、勇気を出してくれてありがとう。

歌うことを選んでくれてありがとう。

 

わかなちゃんがずっと歌い続けられるように、これからも全力で応援します。