【セトリあり】Wakana LIVE TOUR 2019 ~VOICE~ 4/4(木)
2019.4.4 THU
Wakana LIVE TOUR 2019 ~VOICE~
@飯能市市民会館
※※ネタバレあり※※
セットリスト
1. 約束の夜明け
2. 流れ星
MC
3. 瑠璃色の空
4. Hard Rain
MC
5. 記憶の人
6. 時の音
MC
7. 風になりたい/THE BOOM
8. ホタル/スピッツ
MC
9. 時代/中島みゆき
10. 水の証/FictionJunction WAKANA ~instrumental
11. 翼
12. 君だけのステージ
13. むすんでひらく/Kalafina
MC
14. 僕の心の時計
15. 時を越える夜に
MC
16. 金木犀
MC
EN2. 愛の花
MC
EN3. あとひとつ
わかなちゃん2ndツアー初日でした!
わかなちゃんらしくないとても良いお天気で、わかなちゃんがまた一歩踏み出すのを祝福してくれているようでした。
桜もたくさん咲いていて、会場の飯能市市民会館の横では桜まつりなるものが開催されていました。
すぐ近くの飯能河原もとても気持ちが良かったです。
そして会場の目の前の天覧山にも登り、自然を堪能してきました。
駅からちょっと遠い(バスも本数少ない)のが難点ですが、ステージが近くてコンパクトで温かいホールだったと思います。
お客さんはやっぱりまばらで、さすがに前の方はしっかり埋まってましたがそれでも隙間はあったし後ろはガラガラで胸が痛くなりました。
これを見てわかなちゃんが悲しまないか、それが心配で心配で。
チケットの売れ行きはきっと本人の耳にも入っているだろうから覚悟してるとは思いますが、それでもやっぱりこの光景を見たら辛いんじゃないかって。
でも一曲目が始まって、そんな心配も吹き飛びました。
一曲目は予想通り約束の夜明け。私がアルバムで一番好きな曲です。
わかなちゃんは声がよく出ていて、のびやかな歌声が聴いていてとても気持ち良かったです。
薄い幕が下りたままでわかなちゃんの表情が見れなかったのが残念です。
幕が上がって、二曲目は流れ星。
甘い曲だけど、わかなちゃんの甘すぎない歌声が心地良い。
歌い終わった瞬間後ろに歩いて行って何かと思ったらわかなちゃんも楽器を演奏していました。
ティンシャは一瞬だったので良く見えませんでしたが、レインスティックは長めの筒みたいなもの。
雨のような音でもあり砂のような音でもあり、どこか異国にいるような気分になりました。
MCはさすがわかなちゃんって感じでした笑
わ「みんなここまで歩いてきた?」
微妙な反応のお客さん。
たぶん駅からここまでのことを言ってるんだろうけど、その聞き方だと家から歩いてきたのって思っちゃうよ笑
さすがにここまで歩いては来れないかな…。
わ「隣では桜祭りみたいなのやってましたね。みんな行った?何食べた?」
桜よりも食べ物ね笑
次は瑠璃色の空。
ライブで聴くと思っていたよりも爽やかな曲だなと思いました。
サビで明るくなるのが好きです。
続けてHard Rain。懐メロコーナーですね。
この曲はライブ映えするなと思いました。
サビでわかなちゃん簡単な振り?があったんですが、客席はみんな微動だにしない感じでなんとも。
私は手拍子したくなりました。
記憶の人についてはMCで簡単に説明していて、インタビューでも言ってたけど本当にわかなちゃん安藤裕子さんの曲好きなんだなと思いました。
正直アルバムの中では結構印象が薄い曲だったのですが、わかなちゃんの声に合っていてスッと胸に響いてきました。
時の音は温かかったです。
「思い切り泣けばいい」の歌い方が好き。
お次はお待ちかねのカバー曲コーナー!
一曲目の紹介で、「この曲を聞くと風が吹いてくるような」的なことを言ってて、咄嗟に頭に浮かんだのが風になりたいだったんですが、本当にそれ歌うとは思いませんでした笑
キーが高くて全然違う曲のようでした。会場の空気もガラッと変わったように感じました。
わかなちゃんがマラカスのような楽器を持ちながら楽しそうに歌っていて、わかなちゃんはこういうことをやりたかったんだって思ったら涙が出てきました。楽しかった。
カバー二曲目はスピッツのホタル。
イントロ流れてきて知らない曲っぽくて、でもサビは何となく聞き覚えがある…?
結局最後まで分からずじまいでしたが、すごく良かったです。
西川さんの番組で歌っていたwinter dustのカバーを聴いた時と同じような気分になりました。
何ていうか、切ないとはちょっと違うんですが、胸がギュッとなる感じ。
ここでMC。
新しい元号が決まりましたねという話。
その流れで、次の曲は時代。
これはですね、歌詞がリンクしすぎて泣きました。
「そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ」
Kalafinaがゴタゴタし出してから、ずっとこのフレーズが頭にあって、そんな時もあったねっていつか笑って話せる日が来るといいなとずっと思ってたんです。
今はまだ無理でも、いつか話してくれますか。
あと前回の糸の時も思いましたが、わかなちゃんの声って中島みゆきさんの曲にすごく合ってる。
この「時代」という曲の持つ力もすごいなと思って、サビを聴いていると問答無用で色んなことが思い出されて涙が止まりませんでした。
そしてそのまま続けて水の証。
ここでそう来るかー。
でも本当に声よく出ててわかなちゃん自体は良かったんですが、アウトロ中にわかなちゃんが一礼して退場して、そのままインストアレンジに。
そのアレンジがちょっと好みではなく…。水の証はギターギュインギュインやる曲じゃなくない?
好みの問題ではありますが、普通にWakana曲でアレンジすれば良かったのに。
その後は衣装替えしたわかなちゃんが登場し、翼。
翼は自然と体が動いてしまいますね。
1stツアー千秋楽の気合の籠った翼とはまた違って、いい感じに力が抜けているように感じました。
「皆さん手拍子お願いします!」と言って始まった君だけのステージ。
わかなちゃん気持ち良さそうでした。
せっかくだからこの曲もアルバムに入れてほしかったです。
続けてむすんでひらく。
わかなちゃんこの曲好きだもんね。
君だけのステージからの流れ良いですね。
明るくてキラキラしてる感じ。
わかなちゃんも笑顔でキラキラ。
この曲ばかりは半分以上の人が立ってましたね。
でもKalafina曲だけみんな盛り上がるのってちょっと複雑。
(Wakana曲はバラードばっかりだから仕方ないけど)
確かここのMCでわかなちゃんが自分で盛り上げて泣きそうに。
上手く思い出せないけど、ここでの話を聞いて、わかなちゃんにとってKalafinaは良くも悪くも過去の一部なんだなと思って、それがなんだかスッと腑に落ちました。
僕の心の時計は1stツアーで聴いた時よりもグッときました。
「僕は僕自身を見て言ったもう大丈夫だから」
その歌詞の通り、もう大丈夫だって思えました。
時続きで時を越える夜に。
何度聴いても大サビの盛り上がりがたまりません。
これまでは聴いていて泣いちゃうことが多かったけど、今回はとても前向きな気持ちになれました。
次の曲紹介のMCで、「次の曲はアルバムの最後に収録されている曲です。」
と言うので愛の花か~と思っていたら、「あー間違えた!!!」と叫ぶわかなちゃん笑
正しくは「アルバムの曲の中で一番最後にレコーディングした曲です。」とのこと。
初めて聴いた時に懐かしい感じがして、そういう曲にしようと。
人間ってふわっと香ってきたときに思い出したりするから、花の名前の曲にしようと。
ということで金木犀。
金木犀の香り、私も大好きです。
嗅ぐととても懐かしくなりますよね。
私は決まって小学校の裏庭で友達と過ごしたことを思い出します。
金木犀もわかなちゃんの歌声にすごく合ってますよね。
どちらかといえばわかなちゃんは悲劇とか哀愁とか、どこかマイナスっぽい雰囲気が似合うと思います。
ここで本編終了。
アンコール一曲目はひかりふる。
この曲のアレンジもちょっと慣れない。
衣装はアルバムジャケットの衣装をライブ用にアレンジしたもの。
髪に羽っぽいのも付けてて、どこか神聖な雰囲気も。
そして「今度こそアルバム最後の曲です。」ということで愛の花。
これも良い曲~!
わかなちゃんが包み込んでくれるような曲。
これが終わると急にスタンディングオベーション。
え、終わりなのか微妙な雰囲気だけど終わりなの?
と思っていたら、バンドメンバーさんが退場。
キーボードの方だけを残して。
ということでもう一曲あります。
最後はあとひとつ。
ピアノと声だけっていうのもシンプルで良いですよね。
わかなちゃんの澄んだ歌声がより際立ちます。
歌ってくれてありがとう。
最後の挨拶では、やっぱり「これからも歌い続けられるように頑張ります」と言うわかなちゃん。
次は大阪、いってらっしゃい。
外に出ると真っ暗で、狭い道で車が走ってて怖かったけど、星がよく見えてとても綺麗でした。空が広い。
ということで、少しだけ思うこともありましたが、個人的には大満足なライブでした。
たぶん私の気持ち的な部分も多いと思いますが、1stツアーの時はどうしてもKalafinaのイメージが先行して、KalafinaのWakanaが一人で歌っているという印象が強かったんです。
あとわかなちゃんも不安がそれなりにあったと思うし、見ている私たちも不安だった。
でもこの日のライブはとてもわかなちゃんが頼もしくて。
抜けてる部分もあったけどそれはわかなちゃんの持つ味で、決してマイナスな印象は無いです。
一曲一曲わかなちゃんの想いが伝わってきて、これがわかなちゃんの作り上げたかったステージなんだと思いました。
ステージにいるのはしっかりとソロシンガーのWakanaさんでした。
MCを聞いて、パンフレットを読んで思いましたが、わかなちゃんにとってKalafinaやFJは良くも悪くも過去の一部なんだと思いました。
ただシンプルに、歩んできた人生の中でKalafinaやFJだった時があって、今は一人で歩いている。
それ以上でも以下でもない。
もうとっくに、もしかすると最初からわかなちゃんは覚悟を決めていて、しっかり前へ前へと歩いている。
その姿を見ていたら、色々なことが吹っ切れました。
もっとわかなちゃんの歌を聴きたいし、もっとたくさんの人に聞いてほしい。
純粋にそう思いました。
きっと事務所を辞めるという選択肢もあった。
辞めていたら、きっとけぇちゃんのように一年経ったらまたYKLに参加できてた。
でもわかなちゃんは、歌い続けることを選んだ。
一年休んでまた梶浦さんの曲を歌うことよりも、一人で歩いていくことを選んだ。
それってとても勇気のいることだと思います。
これからもわかなちゃんが歌い続けられますように。
次は仙台行きます(*´v`)