One Day Junctions

主にライブのセトリと感想を書いています。

【セトリあり】See-Saw LIVE ~Dream Field 2019~ 12/15(日)

2019.12.15 SUN
See-Saw LIVE ~Dream Field 2019~
東京国際フォーラム ホールA

出演者(See-Saw):石川智晶(Vocal)・梶浦由記(Keyboards)


是永巧一 (Guitar)、西川 進 (Guitar)、佐藤強一 (Drums)、高橋“Jr.”知治 (Bass)、今野 均 (Violin)、中島オバヲ (Percussion)、櫻田泰啓 (Keyboards)、大平佳男 (Manipulator)


セットリスト
1. overture
2. 優しい夜明け
3. 黄昏の海
MC
4. LOVE
5. Emerald Green
6. 不透明水彩絵具
7. Swimmer
MC
8. 静寂はヘッドフォンの中
9. また会えるから
MC
10. うた
11. 千夜一夜
12. 夏の手紙
MC
13. 記憶
14. Obsession
15. edge
16. 君がいた物語
MC
17. あんなに一緒だったのに
18. indio

EN1. Jumping Fish
EN2. 君は僕に似ている

※MCの位置は自信無し


あの伝説のユニット、See-Sawが17年ぶりにステージに帰ってきた!

8月のYKLでSee-Sawワンマンライブを告知されてから、どれだけこの日を待っていたでしょう。
間は4か月しか無かったけれどとても長くて、でもあっという間でした。
特にグッズが発表されてからは毎日ソワソワ。
本当に楽しみすぎて、当日私はどうなってしまうんだろうと恐ろしくもありました。


それからライブ数日前から梶浦さんと智晶さんがTwitterにリハの写真やグッズの写真を上げていて、高まる高まる。
梶浦さんと智晶さんのツーショットが当たり前のようにあって、それだけでもう泣けてくる。
バンドメンバーも当時からサポートしていた方も多く、ほぼYKLでお馴染みのメンバーなのでもう期待と安心感しかない。


私はSee-Sawに関しては全くの初心者で、See-Sawが初期See-Sawが活躍していた時は物心が付く前だし、
後期See-Saw時代は全然音楽に興味なかったしアニメも見てなかったからSee-Sawの存在を知りませんでした。
知ったのは梶浦さんを好きになってからで、あんなに一緒だったのにだけはどこかで聴いて知っていたので「あの曲梶浦さんだったんだ!」と驚きました。
そこからSee-Sawの曲も聴くようになって、音楽はもちろん智晶さんの声も素敵で、そんなの自然と好きになりますよね。
でも長いこと活動休止していて、復活することは無いんだろうなと思っていました。


だからもっと早くSee-Sawに出会いたかった、一度でいいからSee-Sawのライブに行ってみたかった、ずっとそう思っていました。
犬フェス!であんなに一緒だったのにを聴けてとても嬉しかった。でももっと色んな曲を聴きたいという欲も膨れ上がった。
だからこそこの日が本当に本当に嬉しくて楽しみで、でもきっと17年待ってた人はもっともっと嬉しいんだろうな。


当日はまず物販に何時から並ぶか問題。笑
一夜限りのライブだからと気合いを入れている人も多そうで、本当に何時に並ぶべきか読めない。
最悪パンフだけ変えればいいけどせっかくだから他のも欲しいし、個人的にはさっさと買って開演までゆっくりしたい。
結果、販売開始3時間前くらいから並び始めました。その時点でだいたい100人くらい?
思ったよりは並んでませんでした。だいたい1時間前くらいから一気に増えた印象です。


13時に販売が始まって、ギリギリ第一陣の購入列に入れたんですが、さすが早くから並ぶ人は買うものが多くて全然列が進まない笑
全買いしてる人も結構いそうでしたね。
そんな中物販開始と同時にBGMでSee-Sawの曲が流れ始めて、一曲目がSwimmerでもうそれだけで泣きそうに。


クレジットカード払いの場合はグッズを選んだらクレカ専用レジに案内されるんですが、クレカ用は二台しかないらしく、
当然クレカ払いの人は多いのでクレカ支払い列が伸びていく…。
それを見て私は現金払いにしたんですが、やっぱりクレカはかなり時間がかかったようです。
最初から現金とクレカでレジ分ければいいのにと思いましたが、そうすると早く並んだのに売り切れとかの可能性もあるから難しいんですかね。
せめてもう少しクレカレジを増やすか、やっぱり一番は事前通販がありがたいんですけどね。実物見本は見れないけど。


早々に買い終えられたのでお昼を食べてお茶をして。
その間もドキドキが止まらなくて、もういっそ早く始まってほしい。
でも始まっちゃうと終わっちゃうから始まってほしくない。
友人と話していても半分上の空でした。


この日の座席は9列目のかなり端の方。
ステージに近めなのは嬉しいけど、見切れないといいなと思っていましたが、座ってみるとかなり見やすくて良かったです。
FC先行でも二階席って人が結構いらっしゃったので、この席を引けて運が良かったんだなと。


ステージはバックのど真ん中にSが縦横に重なった大きなマークが。
シンプルでかっこよかったです。
これからどんなステージが繰り広げられるのか、ドキドキしすぎて既に心臓がいくつあっても足りない。


そして遂に開演。
overtureが優しい夜明けでもう死にました笑
たぶん一番聴きたかった曲。


バンドメンバーさんが入場して、続いて智晶さんと梶浦さん。
本当にSee-Sawのライブが始まるんだと鳥肌が立ちました。
ちなみにお二人はパンフのお衣装でした。


始まった優しい夜明けはもうイントロから美しい。(欲を言えば赤木さんもいて欲しかった…。)
そして智晶さんの声は、私にもわかるほど緊張されてました。
でも徐々に声が出てきて、やっぱり智晶さんの独特な歌声は美しいしクセになる。
今野さんのヴァイオリンも最高だし、オバヲさんも見たい。もちろん他の方々も。

でも梶浦さんと智晶さんから目が離せませんでした。
私の席からだと角度的にちょうど二人が密着して見えて、(なんなら時々被って梶浦さんが見えないけど)すごく良い席でした。
素晴らしい音楽を味わえているのにどこか現実味が無くてふわふわしている感じがして、何だか初めてKalafinaのライブを観に行った時も同じような感覚を味わった気がします。


続けて黄昏の海。
この曲は初めて聴いたのがYKL#12で、かおちゃんメインver.とけぇちゃんメインver.があって
同じ曲なのに全然雰囲気が違って面白いなと思っていたんですが、智晶さんはもうかっこよかったです。
この感じは智晶さんにしか出せないよねという感じ。

梶浦さんが演奏しながら智晶さんを見る目がまたすごく嬉しそうで。
きっと私たち以上に梶浦さんがこの時を待っていたんじゃないかな。
あとはJr.さんのベースと今野さんのメロディーが好きです。


最初のMCでは基本智晶さんがしゃべるターン。
改めて自己紹介しますということで「See-Sawボーカル石川智晶です!」
See-Sawキーボードの梶浦由記です。」
もうこれだけで泣ける。


Loveはしっとりと胸に染みてきて、それまでの高ぶりすぎた気持ちを大分和らげてくれました。

そのあとのEmerald Greenは最近よく聴いていたので聴けて嬉しかったです。この曲を聴くと目の前がとても明るく広がっていく気がします。

そして不透明水彩絵具。イントロからとても明るくて梶浦さんとは思えない笑 サビ終わりのあーあああーのところが聴いててすごく気持ち良いです。

それからSwimmer!聴けて嬉しかったです!こちらもとても明るくて爽やかで梶浦さんが作ったとは(以下略)音域が半端ないボーカル泣かせの曲ということで、さすがに音下げてましたね。
でも爽やかさは変わらずで、この曲からSee-Sawが始まったんだと思うととても感慨深かったです。


静寂はヘッドフォンの中は曲名を言った瞬間あちこちで悲鳴があがってました笑 歌詞もメロディーもとても良いですよね。
特にサビのメロディーが、聴いてると胸がぎゅっとなって悲しくて、でもそれが心地好い。智晶さんの声素敵だなぁ。

また会えるからはやるとは思ってなかったです。どことなくアジアンな雰囲気があって、智晶さんの歌声にぴったりだと思います。


うたは梶浦さんが本当はこうしたかったというver.とのこと。梶浦さん相当根に持ってますね笑 この曲の歌詞も好きです。
千夜一夜もとても好きです。これぞ梶浦さんだし智晶さんって感じ。夏の手紙は綺麗な曲ですよね。


そして当社比アゲアゲゾーンということで笑記憶〜Obssesion〜edge〜君がいた物語!このゾーンめちゃくちゃ立ちたかったです…。
どれもかっこよくて一瞬たりとも目(耳)が離せない。Obssesionは間奏でバンドメンバーの見せ場があってそれまたかっこよすぎました。
もう一回聴きたい。本当にこのゾーン楽しすぎてほとんど記憶がありません笑


その後は「きっとこの曲でSee-Sawを知ってくれた方が一番多い」ということであんなに一緒だったのに。
まさか今年(もう去年ですね)3回も聴けるなんて2019年始まったときには思いもしなかった!!!
イントロで智晶さんがスタンドアップ!って言ってくれたのでやっと立てました。立ちたくてうずうずしてた人も多いんじゃないかな。
やっぱりこの曲は今野さんのヴァイオリンで聴きたい。楽しくて最高でした。

そして終わりかと思いきや続けてindio!あんなに盛り上がった後にindioとは。
この曲はSee-Sawにとってもかなり重要な曲ですよね。壮大で最後の曲にふさわしい。
そしてアウトロ中に智晶さんが先に退場。演奏が終わった瞬間の静寂という言葉がふさわしい空間が忘れられません。


アンコールは智晶さんと梶浦さんが二人で登場。二人だけでJumping Fish。二人だけってレア!
静かな空間に、智晶さんの歌声と梶浦さんのピアノだけが響く。客席の全ての目が二人に集中していて、本当にSee-Sawのライブに来たんだな、
夢じゃないんだなとここでやっと実感できた気がしました。


そして最後は君は僕に似ている。この曲をやらないわけないですよね。智晶さんの特徴のある歌声が身体中に染み渡ってきて、切なかったです。
曲もそうだし、これで夢のような時間が終わってしまうということも。

曲が終わったときのスタンディングオベーションは忘れられません。智晶さんびっくりされてましたね。
あれだけ大勢の人がSee-Sawの復活を待っていました。夢を叶えてくれてありがとう。


本当にこの日の感動は今でも昨日のことのように思い出せます。まさか2019年にSee-Sawが復活して、それも一年で三回もSee-Sawのステージを見られるなんて。
See-Sawが活動している時代に出会えなかったのがとても悔しかったけど、復活を見届けられて本当に良かったです。


MCも面白くて全部書き留めておきたいくらいなんですが、さすがにキリがないので簡単に。わかる人にはわかるでしょう笑()は私のコメントです。

・当時に戻るんじゃなくて新しくやる感じ。自分のライブでは全然そんなことないのに、今日は袖で二人で緊張するって話してた。(17年ぶりですもんね…!)

・智晶さん:あたしを死なせるのかって楽曲が続く。ステージで死ねたら本望だけど。(智晶さんかっこいい!)

・梶浦さん:Swimmerはバンドでやりたかったことを詰め込んだ曲。初めてバンドの曲を書いたから、音域があり得ないことに…笑(確かに音域広すぎますね笑 それをやり遂げた智晶さんすごい。)

・智晶さん:ガンダムで知られたから最大限活用させてもらった。アメリカに行った時、ガンダムガール!→いつの間にかジブリガールに。梶ちゃんジブリやってないの!?Oh mononoke!(この話一番面白かったです。)

・智晶さん:昔は好きなようにやらせてもらった。ライブで「日曜日のクレー」をやった時に、クレーが画家だからと思って白い傘を広げたら、それだけは怒られた。白い傘事件。あとオカリナ事件もある。ライブの最初にオカリナ吹きたいなと思っ
て吹いたら、梶ちゃんに「音が上がりすぎて気持ち悪いから嫌」って言われた。(色んな事件がありますね笑 事件簿まとめて教えてほしい。)

・梶浦さん:夏の手紙は先に曲ができて後からちーちゃんの詞が付いた。詞と曲で分業だと思いもよらないところにすごく良い歌詞があったりする。この曲の歌詞見たときに思わず立ち上がったのを覚えてる。(こういう裏話好きです。)

・梶浦さん:バンドメンバーも17年前のライブで一緒にやった人が多い。ちーちゃんに内緒で17年前のライブのビデオ見たら、バンドは皆黒いシャツでキメてる中、今野さんだけ真っ黄色のTシャツに金髪で笑(FJSイベントで流れてた例のアレですね笑)

・智晶さん:梶ちゃんってこの通りパーフェクトに見えるでしょ?でも時々取り返しのつかないところでミスをする。See-Sawでラジオをやった時に、開始数分で「先ほどは不適切な発言があったことをお詫びします」ってアナウンスされたことがあるの。放送禁止用語を言っちゃって。(この話、梶浦さんファンの人たちは全く驚かないですよね笑)

・智晶さん:プロデューサーの森さんがずっとSee-Sawのことを想ってくれてて。たった一人なんですよ。その一人のおかげで、このライブができた。(M氏ありがとう。)


またライブをやってくれたら嬉しいですが、きっとこれで有終の美なのかなと思います。
何かのインタビューで梶浦さんが「See-Sawとしてやり残していた」というようなことを仰っていたと思うんですが、このライブできっと綺麗な幕を下ろせたんだなと。
2020年6月にはコンプリートベストも出ますしね。


2019年のライブ納め、最高でした。本当に本当にありがとうございました。


↓自分用メモ
【公式レポ】https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1576472633 
【リスアニ】https://www.lisani.jp/0000141943/?show_more=1