One Day Junctions

主にライブのセトリと感想を書いています。

【セトリあり】fhána Sound of Scene ONLINE "Pathos" 7/29(日)

2020.7.26 SUN
fhána Sound of Scene ONLINE "Pathos"


このご時世でチケットを取っていたライブはほぼ中止・延期となってしまった中で、fhánaがオンラインライブをやってくれるということでとても楽しみにしていました。
ライブ自体はとても良かったです。でもその後のアフターミーティングについては正直言いたいことがたくさんあります。下半分は愚痴になると思うので嫌な方はお引き取りください。

セットリスト

1. Outside of Melancholy 〜憂鬱の向こう側〜
2. 虹を編めたら
3. 星をあつめて
4. Unplugged
5. いつかの、いくつかのきみとのせかい
6. 星屑のインターリュード
7. ワンダーステラ
8. Code "Genius" ?(English Ver.)
●Logos(言葉)
9. Pathos
10. Relief
11. 青空のラプソディ
12. World Atlas


まず全体の感想として、ロケーションが良い!バックは夜景でした。
本来はステージじゃなくて客席の位置みたいです。晴れてたらもっともっと良かったかも。


そして画質が良すぎる!オンラインでここまでできるのと驚きでした。


それから眩しいくらいの光の演出もかっこよかったです。時々雷も光っていてそれはそれで。


そしてライブDVDを見ているかのようなカメラワークで、編集無しというのが驚き。
時折挟まるケビン君のグロッケン(ケビン君はいない)がツボでした笑


あと時々ケビン君が手持ちのカメラで撮っていて、それがとてもエモかった。
(エモいって言葉あまり使いたくないんですが、それ以外の言葉が思い浮かばない。)


まずはOoM。一曲目OoMとかテンション上がりますねー!でもノイズが気になって集中できずorz
overtureが星をあつめてのイントロだったので星をあつめて来るかと思ったらOoMで拍子抜けしたのは内緒。


2曲目は虹を編めたら。照明が虹色で楽しかったです。
途中towanaさんがスカートを掴み上げたとき中丸見えでちょっと気になりました。
見えてもいいもの(?)履いているとはいえ、同性としてはそれ以上止めてって思っちゃいますw


ここで佐藤さんのMCが入りましたが、音量小さすぎて何言ってるかわからず…。


3曲目は聴きたかった星をあつめて!
劇場版SHIROBAKO観に行って最後この曲流れたとき泣きました。名曲すぎる…。
あと「魔法の靴を」では靴をタッチしたり、「約束を」では指切りのポーズしたり、towanaさんがいちいち可愛かったです。


そのあとは何とケビン君と和賀さんのインタビュー映像が。なんかテレビ番組みたいですねw
新曲のPathosはストリングスを録れないので、過去のfhána曲のストリングスをサンプリングして作ったらしくてへぇー!という感じでした。


そしてメンバーのトークコーナーでしたが、音声調整のため一旦中断。40分くらいですかね。
中断中はずっとインスト音源がかかっていたので、それはそれで楽しかったです。
fhánaの曲はインストで既に完成されてますね。
もちろんそこにtowanaさんのボーカルが乗ったら最高なんですが、インストだけでも無限に聴いていられます。


再開後は少しトークをしつつ、ケビン君のラップタイム。質問にあった「ライブ前のルーティン」をラップでw
結構面白かったです。和賀さんはライブ前に寝るらしい。


そしてそのままUnplugged。実は初めて聴いたんですが、めちゃくちゃお洒落な曲!
ロケーションにもぴったりでした。気付いたらゆらゆら揺れてました。


いつかの、はチャットでみんな「ここだよ」を言ってて楽しかったです。一体感ありました。


その後は少しリハ映像が挟まり、トークコーナー再び。
なんと次にやる2曲を投票で決めるとのこと!これはオンラインならではですね。現地でもできるけど集計が大変そう。


和賀さんの言う「地獄の選択」はdivine intervention星屑のインターリュード。地獄だわ。
たぶんいつもだったらdivine選んでましたが、今回はロケーション的に星屑にしました。結果は3:7くらいで星屑の圧勝!


そしてもう1曲はワンダーステラとHello! My World!!。
私は光の演出がワンダーステラに合いそうだなと思ってそっちに投票。こちらは大接戦で面白かったです。


曲の準備中にはtowanaさんと佐藤さんのインタビュー映像。自粛期間中に辛いものが食べられるようになったというtowanaさんw


星屑やっぱりロケーションにぴったりでした。いつか夜の野外ライブとかやってほしい。

ワンダーステラはサビのピンクの照明が可愛かったです。イリヤっぽい。

Geniusは音源持っていないんですがかっこよかったです。日本語ver.も聞いてみたい。

そしてMCの後に林英樹さんがこのライブのために書いたLogos(言葉)をtowanaさんが朗読。
ウイルスが蔓延した世界でのお話で、星新一さんのような世界観でした。これが本当にフィクションとなるかは、私たちの行動次第なんだろうな。


この流れで新曲のPathosなんですが、入りが神がかってて鳥肌立ちました。あと間奏の和賀さんギターがかっこよかったです。

そしてそのままRelief。もうすっかり定番曲ですが、何度聴いても良いですね。リズムというか英語の語感が良い。あとアウトロ格好良い〜!

青空のラプソディも定番ですが、笑顔で全力で踊るケビン君を見てると元気が出てきます。またみんなで踊りたいですね。

最後がWorld Atlasなのはちょっと意外でしたが、未来への希望みたいなものが湧いてきました。
まだまだ色んな景色を見たいので、今は我慢の時ですね。
ちょうどWorld Atlasツアーのフラッグ持っていたので一緒に振りながら楽しみました。


ということで充実した内容のライブでした。fhánaのライブは5周年ライブ以来だし、ライブ自体久しぶりだったのでとても楽しかったです。

ちょっと残念だったのは、全体的にtowanaさんの高音が上がりきってないところ。

あと曲とMCの音量に差がありすぎてそのままだとMCがほとんど聞こえませんでした。(MCというか佐藤さんのマイク?)
これはオンライン云々の話ではない気がしますが。


しかしオンラインライブって一筋縄じゃいかないだなと思いました。
音声なんてライブの要なんだから何度もチェックしてるだろうに、結果ノイズが乗ってしまって。

映像も画質はとても良かったですが、一瞬フリーズしたり飛んだりということが何度かありました。


今後アーティストを問わずますますオンラインライブが増えていくと思いますが、そういった点が改善されるのか、改善できるものなのか。

まだまだオンラインライブには可能性がありそうですね。

でもやっぱり現地に行きたい(そりゃそうだ)。

正直オンラインライブは温度差を感じてしまいました。
現地にいればその場の空気があってそれに流されることができるけど、家で一人で観ているとすぐ隣には現実があるんですよね。
どれだけ集中しようとしても、ふと我に帰る瞬間がありました。


やっぱりライブって演者とお客さんあってのものなんだなと再認識。だからこそ同じライブなんて何一つ無い。


でも制約された状況の中で音楽を届けようとしてくれるアーティストの皆さんには本当に感謝しています。
大好きなアーティストたちが音楽を続けられるようにこれからも応援していきます。そしてまた同じ空間でライブを作れることを楽しみに。



※ここからは愚痴です。見たくない方は見ないでください。※

まず前提として、今回のライブはライブ本編(19:30-21:00)とアフターミーティング(21:30-22:30)に分かれていて、見るにはそれぞれチケットを購入する必要がありました。
私はせっかくならライブ直後の声も聞いてみたかったので、予めどちらのチケットも購入していました。
(もっと言えばアフターミーティング終了後にFC限定 Zoomミーティングもありました。)

ライブ本編はとても良かったです。でもその後のアフターミーティングの対応が個人的にはないなと思いました。


約1時間押しでライブ本編が終了して、アフターミーティングはどうなるんだろうと思いながらもとりあえず待機。
公式からは時間が決まり次第ツイートしますとのこと。


当初の予定ではライブ終演から30分後にアフタースタートだったので、それならギリギリ大丈夫だなと目算していたのですが、30分経っても始まらず時間のお知らせもなく待ちぼうけ。
22時55分くらいになってやっと「23時にスタートします」のお知らせ。でも23時になっても始まらず、結局始まったのは23時15分頃。
ここから1時間は明日の仕事を考えると辛いけど、アフターはアーカイブが残らないので、せっかくチケット買ったし楽しもうと思って見始めました。


内容は主にライブ映像を見ながらメンバーがコメントしていくというような形だったんですが、映像の編集が間に合ってないのかかなりグダグダw
でも別にグダグダなのは構わないというか、アフターだからゆるっとした感じでもいいんじゃないかと個人的には思うんです。

星違いのくだり(星をあつめてを流したいのに星屑のインターリュードになっちゃう)とか逆再生とか地味に面白かったですけどね。


でも思うように進まないことにリーダーがイラついてるのが見て取れて。
空気を壊さないように他のメンバーが頑張って盛り上げていましたが。(特にサポートのお二人素晴らしい!)

トラブル続きで苛つくのは仕方ないかもしれませんが、せめて画面の外だけにしてほしかったですし、間に合わないのならアフターは延期なり中止なりしても良かったと思います。


これで気分が萎えてしまったのと、1時間で終わるかも怪しかったので諦めて途中で離脱しました。(結局1時間ちょっとで終わったみたいですね。)


急遽アーカイブ残してくれるかもと期待していましたがそんなことはなく。
当初の終了予定時刻にすら始まらなかったのに、どれだけ押しても強行するってちょっとどうなの。仮にもお金取ってるのに。


しかもアフター後のFC会員限定Zoomミーティングもやったっていうから驚き。
私はFCには入っていないのでそもそも参加予定ではありませんでしたが。


トラブルが起こるのは仕方ないし、トラブルが起こったことについては全く文句はありません。

特にライブの音声トラブルは、あのノイズのまま聴き続けるのは辛いので早めに調整入れる判断をしてくれて有り難かったです。

結果1時間押しでしたが、ライブの満足度は高かったのでそんなに気になりませんでした。


でもアフターミーティングの対応は正直酷いと思います。
ライブ直後にやることに意味があるし、払い戻し等を考えると延期にはできないというのは理解できます。

でも「有償のイベントで90分以上開始時間が押していて、本来であれば既に終わっているはずの時間に始まってすらいないのに、それに対して何の救済措置もない」という点に腹が立ちました。

もっと言えば、救済措置どころかアフターが予定よりもかなり遅い時間になったことについて「すみません」の一言も無かったように記憶しています。(もし私が聞き逃していたのだとしたら申し訳ありません。)
「お待たせしました」は何度も言っていましたがそれは謝罪の言葉ではないですよね。
決して謝ってほしいわけではありませんが、そういうフォローがあったらまた違う印象になっていたと思います。


私は次の日は朝から仕事だったので、これだけ遅い時間になるのは困りました。
ほかにも夜勤の人だっているかもしれないし、無理してその時間を空けていた人もいるかもしれない。


なのに私たち側に選択の余地は無くて、時間かなり押してるけど見れる人だけ見てねというのはチケットを買った人に対して失礼だと思います。
実際にそう言われたわけではないですが、そう捉えられてもおかしくない対応だと思います。


最初から23時15分スタートだとわかっていたらアフターのチケットは買いませんでしたし、せめてアーカイブを残してくれてさえいれば何の文句も無かったです。

チャットを見ていると好意的なファンが多いように思いましたが、私はいくら好きだからって何でも受け入れられるわけじゃないです。むしろ好きだからこそ残念に思います。

今回のことが次に活かされることを願います。



色々と書いてしまいましたが、それだけ楽しみにしていたんですよ・・・。
終わったことなのでこれ以上は何も言いませんが。


最後に念のためもう一度言いますが、ライブは最高でした!
ぜひまたやってほしいです。