One Day Junctions

主にライブのセトリと感想を書いています。

Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~ 初日舞台挨拶

2018.3.30 FRI

15:30~/18:30~

Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~ 初日舞台挨拶

@TOHOシネマズ日比谷

 

本日よりKalafinaの映画公開です!

昨日の先行上映と今日の舞台挨拶に行ってきたので、映画の感想と共に色々書いていきます。

※ネタバレあり。

 

 

◆TOHOシネマズ日比谷

オープンほやほやの映画館はワクワクしますね。

スクリーンは1~13まであって広い!

ロビーからは日比谷公園が見渡せて、夕暮れがとても綺麗でした。

 

先行上映はスクリーン13で隣の宝塚ビルの地下にありました。

こじんまりとしたシアターでしたが、逆にそれがアットホーム感があって良かったです。

そもそも先行上映来る人は本当にKalafina好きな人ばかりだと思うので、ライブでよく見かける方もいらっしゃって何だか楽しかったです。

 

そして本日の舞台挨拶はスクリーン1!

プレミアムシアターでカスタムオーダーメイドスピーカーシステムが採用されているそうです。

全くわからないけど。

 

15:30の回は前方の下手ブロックでしたが、正直音の良さはわかりませんでした。昨日のスクリーン13と変わらない?

スクリーンも少し見上げなきゃで、ドキュメント映像で結構画面が揺れるので少し酔いそうになりました。

 

でも18:30の回は真ん中らへんで、音が全然違うように聞こえました。

詳しくないので何が違うとか説明できませんが、聞こえ方が違いました。

すごく臨場感があった気がします。

 

そしてプレミアムボックスシートに初めて座りましたが、なかなか良いですね!

座席は広めで座り心地が良くて、両側の肘置きも使えてくつろげました。

横に荷物を置くスペースもあって(結構広い!)、あと隣の席の人の顔が見えないくらいの高さの仕切りがあるので人目を気にせず泣けました。

普段+1,000円出して座るかって言ったら微妙ですが、こういう機会に座れたのは良かったです。

でもラグジュアリーシートが前にあるおかげで浅く座らないとステージが見えなかったので、舞台挨拶にはあまりおすすめできないですね。

 

◆舞台挨拶

色々あってどんな気持ちで臨めばいいのかと思っていましたが、やっぱり三人の姿を見れて嬉しかったです。

司会はお馴染みの冨田さんでした!

 

正直Kalafinaを見るのが精いっぱいで話の内容がほとんど頭に残っていません…。

思い出せる限りで。

 

15:30の回は上映後だったのでガンガンネタバレしながら話してくれてとても楽しかったです。

ひーちゃんが映画の中で違う日なのに同じ服を着てて恥ずかしかったとか。

「え、普通じゃない?」と思いましたけどw

 

10thの三人でのマイヤイヤの後爆笑してたのは、音響さんも一緒にやっていたのがイヤモニから聞こえてきたからだそうです。

 

終始楽しそうに話してて、特にわかなちゃんの笑顔が見れて嬉しかったです。

 

18:30の回は上映前でネタバレに気を使いながら15:30の回とは結構違う話をしてくれて、でも最後の最後挨拶でけぇちゃんの声が震えててもうダメでした。

 

ここで発表するわけがないとわかってはいましたがやっぱり何も無くてこの気持ちをどこに持っていけばいいのか。

 

◆映画の感想

昨日今日で3回観たので大分覚えてますよー!

インタビューはパンフレットにも載っていたりするのでそれ以外を中心に。

 

期待以上に素晴らしい映画でしたが、やっぱり一つ一つの言葉の裏を考えてしまって辛かったです。

泣いて笑っての繰り返しで本当に疲れました。

 

出だしは10thの開演前、みんなでマイヤイヤをやるシーンから。

とても良いシーンなのにけぇちゃんがみんなに「締めくくってください!」って言ってていきなり引っ掛かりました。

締めくくりってどういう意味?普通終わるときに使う言葉だよね?

そんなことを考えていきなり号泣でした。

 

Edenが流れながらのOP。

10thパンフレットの撮影のシーンで、最後のページの写真の撮影シーンも使われていてまた号泣。

あの写真本当に大好き。スマホのホーム画面に設定してます。

 

最初は10thセトリの打ち合わせ。

oblivious始まりで君が光に変えていく、傷跡、ARIA、sprinterを続けてやる予定だったんですね。

いつring your bell始まりに変えたんだろう。

みんなの曲の略し方も新鮮で、満天トゥーザリングって何かの呪文みたいw

(満天、to the beginningring your bell

けぇちゃんの持っていたリストを見るとI have a dreamまで線が引いてあって、最初はI have a dreamもやる予定だったんですかね。

 

そのあとは世界遺産ライブの映像。

まずは興福寺

ひーちゃんが写真を撮ってるシーン、まだ打ち解けてない感じがして微笑ましかったです。

わかなちゃんと鹿の戯れはもう眼福でした。

わかなちゃんが大声で驚いたのにはとてもびっくり。映画館に響いてましたねw

最後鹿がカメラを覗き込むのが最高でした。

 

薬師如来像様も映し出されて、あそこだけ見るとヒストリアでも見てるんだっけって感じですね。

リハのシーンは懐かしく感じました。あの時外で聞いてたな。

本番のシーンではsandpiper♪

 

日光はやさしいうたの「眠りたいと思った」に合わせて眠り猫が映されてて笑いました。

あの夜は本当に寒かったけれど、3人の極限状態が伝わってきて本当にお疲れさまでしたと言いたいです。

 

そしてわかなちゃんの福岡ロケ!

最初の立ち姿を見て、わかなちゃんも普通の人なんだなという気持ちになりました。

 

わかなちゃんカラ館でバイトしてたのね!

ムツゴロウマンジュウはいつか食べてみたい。ハムエッグ。

昔の写真が3枚出てきて、どれも初見で感動しました。

1枚目はたぶん小学生。歌の発表会か何かかな?

ピアノ弾いてるのはお母さんだそうで、言われてみるとどことなく似てるかも。

わかなちゃんはこんがり焼けていて、面影はあるけれど結構今と違うなという印象でした。

2,3枚目は完全にわかなちゃんの顔で、ショートカットで格好良かったです。

眉毛が凛々しかった!w

 

インタビューを聞いて、やっぱり子供のころの環境はダイレクトに影響するなと思いました。

 

お次はひーちゃんの富山。

七越(今川焼)を大量買いするひーちゃんw

昔通っていた教室を訪ねるのも良かったです。

ミュージカルに出てた頃の写真もあって、2枚目の赤い衣装のひーちゃん(中学生かな?)がとても美少女でした。

「楽しいことしかなかった」って語ってて、すごいなと思いました。だから続けられたのかな。

 

Kalafina倶楽部の収録シーンは奇跡的にあいこが一番続いた回で、舞台挨拶で「ヤラセじゃないっですよ!」って言ってました。

けぇちゃんが買って「やったー!」と叫んだ後に映されたのはわかなちゃん日直回でちょっと笑いましたw

 

けぇちゃんは原宿と渋谷を巡り、街並みが変わりすぎとのこと。

けぇちゃんの写真は前にも何かで公開してた1枚だけでした。

 

個人練習のシーンが映画の中で一番印象に残っていて、こんなにも地道な練習をしていたんだなと驚きました。

練習していることはわかっていたし、そういう部分もKalafinaを好きになった理由の一つですが、実際そのシーンを見ると想像していた以上に泥臭くて、私って全然Kalafinaのことわかっていなかったんだなと思いました。

 

serenatoの造語、本番でとってもかっこよかったです。

あの努力があってこそなんですよね。

 

全体練習ではひかりふるのアレンジを何度も話していて、あの部分は10thのとき驚いた部分だったのでこんなにこだわっていたのかと嬉しくなりました。確かに派手だった!

あと強様は本当に真面目なお方なんだなぁ。

 

衣装合わせではわかなちゃんのサメ巾着が至る所にw

衣装も改良を重ねているんですね。

 

10thのステージが作られていく様は迫力があって、本当にたくさんの方が関わっているんだなと思いました。

 

10th当日の映像は感動がよみがえってきて終始泣いていました。

たくさんライブ映像を映してくれて嬉しい。

早着替えは緊張感が伝わってきて手に汗握りました。

あのドレス尊い

 

そして何度も練習したひかりふる

静寂からの強様ドラム痺れました。

「守りたい」でけぇちゃんとわかなちゃんが見つめ合うシーンが最高に尊かったです。

 

退場して3人がバンドメンバーさんに「ありがとうございました」って言ってて、

たぶん是永さんが「ようやった」って言って。

あたたかい拍手でしたね。

でも終わり感がひしひしと伝わってきました。

やっぱり締めくくりのライブだったの?

 

最後は五月雨と共にスタッフロール。

五月雨とか反則。

 

良い映画だったけれど色々と闇を感じたというのも正直な気持ち。

そして何よりも梶浦さんのかの字も出てこなかったのがもう。

唯一スタッフロールの作詞作曲で名前があっただけ。

だけっていってもすごい量だけどw

 

でもKalafinaの10周年記念の映画で梶浦さんの名前すら出てこないっていうのはあり得ない。

梶浦さんがいなければKalafinaは存在しないのに。

あまりにも不自然すぎて違和感ありまくりで気持ち悪かったです。

 

なんでこのタイミングなんでしょう。

映画が決まったのが先か、ゴタゴタし出したのが先かはわかりませんが、もっと純粋な気持ちで観たかったです。

 

あと完全に個人的な主観ですが、けぇちゃんがストイックすぎて怖かったです。

何かのインタビューでKalafinaとして求められるKeikoになろうと思ったというような話をしていたと思うんですが、

その求められている像になろうとしすぎている気がして、どれも作られたものに見えてしまって。

本当のけぇちゃんってどんななんだろうとふと思ってしまいました。

なるべく完璧な姿しか見せようとしなくて、昔の写真も見せたくなかったのかな。

 

さぁ、あと何回観に行こうかな。

終わったころに何か言ってくれるかな。

 

またKalafinaに会いたいです。